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オリシモやま かわのほとり

 

アボット

◆あっ!! フリント! ダスター! 

◆こっちだよ こっち!

 

(帰ろうとすると)

アボット

◆フリントさーん!

◆どこいくんだよ!

 

フエル

◆クラウスたち おかあさんが かえってきたら

 なにたべるのかなぁ。 

◆はやくかえってくると いいな。

 

ライタ

◆ガキのころは ちょっとくらい おやに しんぱいかけたほうがいいんだ。 

◆おれたちも そうやって おとなになったんだからな。  

 ガハハハハ。

 

アボット

◆ヒナワは まだ みつかっていないけど

 とりあえず ひにあたって あったまったほうがいいよ。

◆このままだと フリントが さきに まいっちゃうからさ。

 

ふく

◇こどもたちの ふくが ほしてある。

 

キャンプファイヤー

◇はげしく もえさかっている。

 

リュカ

◆・・・ おとうさん・・・。

 

◆おかあさんが・・・。 

 ・・・おかあさんが・・・。 

◆・・・。

 

(近づくとイベント)

リュカ

◆おとうさーん・・・。

クラウス

◆・・・。

テッシー

◆フリントさん ジャナイカティーがはいったわ。 

◆からだが あたたまるから のんでね。

◆みなさんも ひといきついて あたたまって ください。

 

 

 

イサク

◆ヒナワさんは まだ みつかって いないみたいなんだ。 

◆いったい どこにいったんだ・・・。

 

オリー

◆クラウスたち どこから ながされてきたんだろう。 

◆・・・まぁ なんにしても ぶじで ほんとによかったな。

 

ダスター

◆よくぶじだったな・・・ ほんとに よかった。

 

(北に向かう)

ライタ

◆おいおい フリント。 

◆こども ほっといて どこいくんだよ。

 

テッシー

◆ふたりとも かわに ながされてた みたいなの。 

◆かわいそうに・・・。

 

◆このこたち びしょぬれだわ。 とにかく あたためてあげなくちゃ。

 

クラウス

◆・・・。 

 

◆・・・。 

◆・・・ちくしょう・・・。 

 ・・・ちくしょう・・・。

 

リュカ

◆おかあさんが・・・。 

 ・・・おかあさんが・・・。 

◆・・・。

 

(全員と話す)

ブロンソン

◆フリントーーー!!(ブロンソンが走ってくる)

 

テッシー

◆どうしたんだろう・・・。 

◆ブロンソンさんったら あんなに あわてて。 

◆! 

◆もしかして ヒナワさんが みつかったのかな!

 

アボット

◆ブロンソンが あんなに あおざめて・・・。

 

オリー

◆これだけ しんぱいさせといて

 あんがい ヒナワさん フラッと かえってきたりしてな。

 

ライタ

◆なにも しんぱいすることはねぇ。 

◆きっと みんなぶじだ。 

◆また あしたから いつもと おなじ まいにちが はじまるだけさ。

 

(北に向かう)

ライタ

◆おいおい フリント。 

◆ブロンソンが あんなに あわててるんだ。 

◆はなしくらい きいてやれ。

 

(西に向かう)

ブロンソン

◆フリントーーー! 

◆どこへいくんだ! 

◆おれのはなしをきけ!! 

 5ふんだけでも いい。 

◆2ふんだけでも いい。

 

ブロンソン

◆フリント・・・。 

◆・・・。 

◆なんというか・・・。 

◆とにかくおちついて きいてくれ。 

◆いいしらせと それから わるいしらせがある。 

◆どっちを さきに・・・

◆いや・・・。 

◆まず いいしらせからに させてくれ。  

◆どでかい「ドラゴのキバ」を てにいれた。 

◆こいつは さいこうのぶきになる。

◆おまえに つかってもらおうと おもってな。

 

◆・・・。 

◆わるいしらせは・・・。  

    

◆・・・・・・ わるいしらせは・・・ 

 ・・・・・・・・・・・・・・

◆・・・その ドラゴのキバを はっけんした ところだ。 

◆そいつは・・・・・・ あんたの・・・。

 

◆あんたのかみさんの しんぞうに つきささっていた・・・。

 

 

 

♪044 コンフュージョン♪

 

 

ブロンソン

◆フリント・・・。 

◆しっかりしてくれ・・・。 

◆クラウスや リュカが ぶじだったのは きっと

 ヒナワさんが いのちをかけて まもってくれた からなんだ。

テッシー

◆フリントさん・・・。

(テッシーのうでを振り払う。たき火をなぐりつける。)

オリー

◆フリント・・・。

(地面を殴る。)

アボット

◆フリントさん・・・ なんて いったら・・・。 

◆きを たしかに・・・。

(アボットを殴る。止めに入ったオリーを殴る。ブロンソンも止めに入る。)

ブロンソン

◆フリント! 

◆クラウスと リュカの まえだぞ! 

◆おまえが そんなでどうするんだ!

(ライタがフリントを殴って気絶させる。)

 

 

♪045 MOTHER3 愛のテーマ♪

(アレックの家に遊びに行く子どもたちとヒナワ・・・それを家の前で見送るフリント。)

 

(そして・・・・)

 

 

 

 

留置場

 

ブロンソン

◆タツマイリむらの りゅうちじょうには

 いままで ひとりも いれられたものはいない。 

◆おまえが きねんすべき だい1ごうだぜ。

 

◆フリント。 

◆おまえが なぐっちまった オリーとアボットは

 もう げんきになったよ。 

 

◆ヒナワさんのことは・・・

 こころから おくやみもうしあげ・・・る。 

 

◆それにしても あの おとなしいドラゴが どうして にんげんを おそったんだ。

 

◆・・・ちょっとのあいだ おまえもここで やすめ。 

◆つらいだろうが いまは ねむれ。 

◆ヒナワさんの むねに ささっていた ドラゴのキバ・・・ 

◆あれは おれがあずかっている。 

◆ここをでられたときに おれのいえまで とりにきてくれ。 

◆わすれるなよ。

 

つくえ

◇ながいあいだ つかわれて いないようだ。

 

ドア

◇カギが さびついている。

 

クラウス

◆おとうさん  ぼくだよ。 クラウスだよ。 

 

◆リュカも くるようにいったけど

◆あいつは あれからずっと おかあさんの おはかのまえでないてる。

 

◆おとうさん このリンゴ おいていくよ。 

◆しんが かたくて たべづらいかも しれないけど・・・

◆しんが・・・

◆しんが かたくて たべづらいかも しれないけど ぜったいたべてね!  

 

◆ぼく もっとつよくなるよ。

◆・・・ドラゴだって かんたんに たおせるくらい つよくなってやる! 

◆おとうさん・・・ ぼくは・・・。

 

◇リンゴをたべますか?

→はい

 

◇フリントは リンゴを てにいれた!

◇リンゴのなかには ヤスリがはいっていた! 

◇フリントは ヤスリをてにいれた!

 

ドア

◇カギが さびついている。 

◇ヤスリをつかって カギをこわしますか?

→はい

 

◇ヤスリは つかえなくなってしまった。

 

 

♪046 悲しみのタツマイリ♪

 

ダスター

◆フリント・・・。

◆なんていったら いいのか・・・。

 

◆・・・ヒナワさんのことは ざんねんだった・・・。

◆あんたのきもち わかるよとは いえないけど。

 

◆ヒナワさんの まいそうは ぶじに すんだよ。

◆リュカは ずっと はかのまえで なきつづけてる。

◆あの ちいさなむねが つぶれそうなんだろう・・・。

◆また ちからになれることがあれば いつでも こえをかけてくれ。

 

◆また ちからになれることがあれば いつでも こえをかけてくれ。

 

おしらせ

◇ほあんかん もとまない! なぜならば はんざいゼロだから!

 

しゃべるホネ

◆カタカタカタ・・・。(ここは レジーのいえ)

 

ちょうこく

◇レジーの さくひんらしい。

 

 

オオウロコ海岸

 

ナナ

◆あたし ナナ うみが すきなの。

 

アチャト

◆ラッコかよ!!!!!(効果音)

◆すいません。 まんざいのれんしゅう してました。

エントツ

◆ラッコかよ! より ラッコらっこ? のほうが よくない? 

 ・・・よくないな。

◆ラッコかよ! のほうが するどさが あるな。

 

 

◇つりざおかと おもったら しんたいそうの リボンだった。

 

ハト

◆グルックックー。

 

◇つくりかけの タツマイリこけし。

 

 

ちゅうおうひろば

 

ボブ

◆や やぁ フリント・・・ もう でてこれたのか。 

◆め めしは たべたかい?

 

マップソン

◆ちずずき ちずもちの マップソンに ごようといえば ちずのことだね? 

◆あ ちがうのか。

◆クラウスと リュカ? 

◆むらの きたの ほれ あの ミソシレはかばに いってるはずだよ。

◇ちずに しるしを つけてもらった!

 

◆なにごとにも きをつけてな。

 

アンジー

◆フリントおじちゃん! 

◆どうしたの くらい かおして? 

◆うちに よっていきなよ。 

◆このみパンが やけてるよ!

 

◆ひろってきた ナッツで ママが パンや クッキーを

 つくってくれるわ。

◆1こ あったら クッキーが できるわ。

◆3つ あったら パンがやけるわ。 

◆とっても おいしいのよ。

 

カロリーヌ

◆フリントさん・・・ これをどうぞ。

◇フリントは このみパンを てにいれた!

◆よく ヒナワさんといっしょに つくっていたパンです。

 

◆げんき だしてくださいね。

◆ヒナワさんも きっと そうおもっているわ。

 

(ナッツ3つ以上)

◆ナッツを もってきてくださったのね。 

◆それで このみパンを やきましょうか?

はい

◆やきあがるまで しょうしょう 

 おまちくださいね。

♪051 パンがやけたよ!♪

いいえ

◆それとも このみクッキーを やきますか?

                                    ↓

 

はい

◆やきあがるまで しょうしょう 

 おまちくださいね。

♪051 パンがやけたよ!♪

いいえ

◆たべたくなったら また いらっしゃいね。

◆おいしく やけましたよ。

◆さめないうちに めしあがれ。

◇このみパン(クッキー)を てにいれた!

 

(ナッツ1〜2)

◆ナッツを もってきてくださったのね。

◆このみクッキーを やきましょうか?

はい

◆やきあがるまで しょうしょう 

 おまちくださいね。

♪051 パンがやけたよ!♪

いいえ

◆たべたくなったら また いらっしゃいね。

◆おいしく やけましたよ。 

◆さめないうちに めしあがれ。」

◇このみクッキーを てにいれた!

 

テーブル

◇このみパンと うみたてたまごの よくできた サンプルだ。

 

マイク

◆フリント・・・ 

◆ごめんよ ちからになれなくて・・・。 

◆ここは むらのみんなの バザールだ。 

◆ひつようなものが あったら もっていってくれ。

 

◆それは どくけしだ。 

◆ヘビなんかに かまれて どくを もらったときに つかうんだ。 

◆もっていくかい?

 

◆それは しびれとりだ。 

◆からだの しびれが とれないときに つかうんだ。 

◆もっていくかい?

 

◆それは ナッツだ。 

◆そのまま たべることも できるし カロリーヌのところに もっていったら

 パンや クッキーも やいてもらえるよ。

◆もっていくかい?

 

◆それは はしりだまだ。 

◆きけんなめに あったら つかうんだ。 

◆もっていくかい?

 

◆それは むかしのバナナだ。

◆ふるいから くえないけど なんかにゃ つかえるだろ。

◆もっていくかい?

 

◆それは たべられるキノコだ。

◆たべると うまいし げんきに なるよ。

◆もっていくかい?

 

◆それは ノミのおまもりだ。 

◆「そうび」しておくと みをまもって くれるよ。 

◆もっていくかい?

 

◆それは ジャナイカティーだ。

◆あじも わるくないし げんきが でるよ。

◆もっていくかい?

 

◆それは しぼりたてミルクだ。

◆あじも わるくないし げんきが でるよ。

◆もっていくかい?

 

はい

◇フリントは ○○○を てにいれた。

◆はいよ。 

◆また だれかが つくってきたら ここに ならべておくよ。                                           

 (いっぱい)◆おいおい。 それ もうもてないじゃん!

いいえ

◆あ そうかい。 

◆ひつようになったら また きてくれよ。 

 あるときは あるから。

 

◆おっ フリントじゃないか。 

◆ざんねんだけど いまはなにもないんだ。 

◆また だれかが とってきたら ここに ならべておくよ。

 

◇このパンは おみせのひとのもの。 おなかが へったら たべるとか。

 

ジャッキー

◆フリント・・・ 

◆・・・ごめん かける ことばが みつからないよ。

 

ベッツィー

◆あなたには つらいことだけど・・・ 

◆せめて こどもたちのまえでは つよいちちおやで いてあげてね。

 

アボット

◆フリントさん・・・。 

◆あの・・・。 

◆ぼくを なぐったことは もう わすれてください。 

◆ぼくも わすれます。

◆あんたの いたみにくらべたら このくらいは なんてことないです。

 

アビー

◆フリントさん。 

◆あの・・・。 

◆アボットと オリーくんは あなたのこと うらんでません。 

◆だから きにしないでくださいね。

 

◇タツマイリ・ポインセチアの はちうえ。

 

プッシャー

◆う うむ げんきかね。 

◆チミを ろうやにいれようときめたのは わたしじゃない。 

◆わたしじゃないんだよ。

 

エルモア

◆・・・きもちは わからないじゃないけどさ。 

◆まわりに やつあたりしないでおくれよ。

 

◇「なつのオリシモやま」と なづけられた あぶらえだ。

 

セバスチャン

◆ふぅ いそがし いそがし。

 

オリー

◆べつに アンタをうらんじゃいないさ。   

◆ボク ほんとに ココロひろいからさ。

 

ブロンソン

◆ニッポリートの おやじ りっぱなはか つくってくれたよな。 

◆おれは・・・。 

◆リュカの なきじゃくるかおを みるのが つらくって・・・。 

◆かえってきちまったよ。

 

かまど

◇てつを まっかに やくためのかまど。

 

ハンマー

◇まっかに やけたてつを たたいて かたちにするための ハンマー。

 

 

ポール

◆フリントさん。 

 あのときの おおあばれには まいりましたよ。 

◆じじょうが あるとはいえ たにんに ぼうりょくはいけませんね。

 

レジー

◆うれしいことも わすれるし かなしいことも きっとわすれられます。 

◆にんげんには わすれるちからが そなわっている。

 

リンダ

◆むらのひとなら

 ほとんど みんな ミソシレはかばに いますよ。 

◆ヒナワさんのこと みんなすきだったから・・・。

 

ひつじ

◇ひつじたちは きげんよくしている。

 

のらイヌ

◆バウワウ! 

 (のらイヌにまで はなしかけてくれて うれしいっす)

 

ちょうろう

◆わしは ちょうろうじゃが

 なにか よくないことが このむらに おこりつつある。 

◆そんな きがするのじゃ。

◆・・・と ここまでが ひとりごと。 

◆おお フリントよ よくきた。 

◆わしのキューちゃんに へんなことばを いろいろと おしえたのは まさか

 おまえさんじゃ あるまいな。

 

オウム

◆グルグル ピー! ハクセイジャ ナイヨ。 

◆イキテルヨ ドッコイ イキテル!

 

◇ちょうろうの おきにいり クマミちゃん。

 

ウシ

◆モー。

 (ぴょん。 セーブしておきますか?

  ってカエルが いってましたよね)

 

ウシ

◆モー。

 (よだれと よだれで

  はちだれ ですよね)

 

ウシ

◆モー。

 (よだれ おおいんですよね わしら)

 

ウシ

◆モー。

 (おっと よだれが)

 

ブタ

◆ぶぶい ぶぶー?

 (ブタだけが しっている マザー3うらじょうほうって

  なんだろう?)

 

ブタ

◆ぶぶぶい ぶぶぶい!

 (ぜんたいに ここらへんのブタって いいかげん!)

 

ブタ

◆ぶぶっ?

 (ぼくは ブタだけど ブタだけが しっている

  マザー3うらじょうほう なんてしらないよ?)

 

ブタ

◆ぶぶい ぶい。

 (ブタだけが しっている マザー3うらじょうほうがあるよ)

 

テーブル

◇おかずは たいてい ローストチキンだ。

 

ウエス

◆フリントか・・・。 

◆じぶんより わかいものが さきに いってしまうのは

◆ほんとうに やりきれん。

 

◆そうだ フリント。 

◆これは ドロボーじゅつで つかう べんりなものじゃ。 

◆もっていくといい。

◇イカヅチだまを もらった!         

◆わしは とめぬ。 

◆どこへ いこうとしているか うすうす そうぞうはつく。 

◆ただ おまえひとりの いのちでは ないのだぞ。

◆ニッポリートのやつも もうとしだ。 

◆もうひとつ はかあなを ほらせるような ことはするな。

 

◆いつも おぼえておけ。 

◆おまえの いのちは おまえひとりのものではないのだぞ。

 

(いっぱい)

◆なんじゃ。 もう もてないのか。

 

だんろ

◇だんろのひが ここちよくて ねむってしまいそうだ。

 

◇ちかしつへは はいれない。

 

 

アレックのいえ

 

かんばん

◇このさき アウサケキとうげ きもちは わかるが いくな。

  

ウシ

◆モー。

 (いつでも どこでも ウシは「モー」)

  

ブタ

◆ぶぶい。

 (うみが みたい)

 

ブタ

◆ぶぶい ぶい。

 (うみを みている ブタが みたい)

 

 

ニワトリ

◆コケッ。

 (おいかけないで ください。

  とりを おいかけないで ください)

 

ニワトリ

◆コケコケッ?!

 (どうして おいかけるかなぁ?!)

 

ドア

◇どうやら るすのようだ。

 

 

ミソシレはかば

 

ニッポリート

◆フリントのだんな・・・。 

◆こんたびは はぁ とんだ さいなんで なんともはや・・・。

◆このニッポリートめが はぁ あんたのために

 さいこうの はかを こしらえただよ。 

◆あんたのおくさんの はかだけど いずれ あんたも はいれるよ。

◆いーい はかだ。

 

◆いーい はかだよ。

 

テッシー

◆クラウスちゃん・・・

 きょうのあさ だれよりもはやく

 ヒナワさんの おはかに きていたみたいなの。

◆かえりみちで こえをかけたら ちょっとだけ ほほえんで・・・。 

◆そして きゅうに かけだして・・・。

 

ブレンダ

◆あんたにゃ わるいけど あたしゃ しめっぽいのは ニガテだよ。 

◆とはいえ シクシク・・・。

 

マット

◆ヒック・・・うう・・・ ヒナワさん・・・。 

◆いきてるじかんが みじかすぎたっつーの! 

◆そうおもわねぇかい? 

◆のまねえわけに いくかっての・・・。

 

ジル

◆えぐっ・・・。 

◆ふぇっ・・・。 

◆ヒナワさーん・・・。 オーイ オイ オイ・・・!

 

ナン

◆あ フリントさん・・・。

 

エド

◆フリント・・・。 

 ヒナワさんには うちのやつが いつも せわになっていた。 

◆・・・ほんとうに かけることばが みつからない・・・。

 

アル

◆フリントおじちゃん こんにちは。 

◆クラウスにいちゃん どっかに いっちゃったの?

はい

◆いつ かえってくるの?

◆あした?

いいえ

◆でも しばらくあえなくなる っていってたよ?

◆しばらくって いつ? 

◆あした?

 

ドナ

◆ヒナワさんが しんじゃったなんて・・・。 

◆あたしは しんじたくない!

 

ヨーネル

◆フリント

 そして ヒナワ・・・

 あんたがた ふたりは

 もりのことりたちも うらやむ さいこうの ふうふだった。

◆そして それは これからも ずっと かわりはしない。

 

ビフ

◆おやじがよっぱらってて すみません フリントさん。

 

ブッチ

◆ご ごしゅうしょうさま・・・です・・・。

 

◇ておしぐるま。

 ねこぐるまとも いう。

 

スコップ

◇わかるひとには わかる さいこうきゅうスコップだ。

 

ドア

◇カギが かかっている。

 

あんないばん

◇このしゅうへんの みとりずだ。

 

はか

◇はかのしゅうぜんが はかばかしくないようだ。

 

◇「ばかのはか」

 

◇「ちゃんとしたはか」

 

◇はか。

 

◇なにか あたらしいタイプの はかのように みえる。

 

◇「あとは よろしく」」

 

◇みょうに ふあんていな はかいしだ。

 

◇「じんせいは はかない」

 

◇「はかばのかば」

 

◇「かばのはか」

 

◇「よやくずみ」

 

◇「はかばのばか」

 

 

 

ライタ

◆おれはいま うんめいってやつを このカクザイで ぶんなぐってやりてぇ。

 

フエル

◆リュカに なにもいえなかったんだ ぼく・・・。

 

バトー

◆あっ フリントさん。 

◆いまぼく ひまわりの はなことばって なんだったっけなって・・・。 

◆そんなこと かんがえてました。

◆だって ヒナワさん ひまわりが だいすきだったから。

 

イサク

◆クラウスは どうした?

 

リサ

◆わたしが ヒナワを しょうかいしたばっかりに

◆あなたに こんなにも かなしいおもいを・・・。

 

トマス

◆もっとはやくに さがしにいけたら よかったのかなぁ・・・。

 

ニコル

◆あかるくって やさしくって

 うちのママとも だいしんゆうで・・・。

 

リッチ

◆フリントおじさん・・・。 

◆げんきだして・・・ どうか・・・あの・・・

 ヒナワさんも・・・

 きっと・・・おそらのうえ・・・  

◆うえーん!!

 

ひまわり

◇ヒナワが いちばん すきだったはな・・・ひまわり。

 

はなたば

◇みんなから あいされた ヒナワに たむけられた はなたば。

 

リュカ

◆おとうさん・・・。 

◆こころから いのれば なんでも かなえられるんじゃ なかったの?! 

◆ぼくはもう おかあさんに しかられることも できない・・・。 

◆そんなの イヤだよ・・・。

 

アレック

◆おお・・・ひさしぶりじゃの。 

◆わしじゃ。 

◆ヒナワの しらせをきいて ひさしぶりに むらまでおりてきた。

◆ひさしぶりに まごたちにあって たのしいときを すごせたとおもったら 

 ・・・・・・・・・・・・

 

◆・・・・・・・・・

◆すまん・・・。 

 

◆そういえば・・・。 

◆クラウスのやつは いっしょでは ないのか? 

◆おぬしに あいにいくといって そのまま もどってこんのじゃが・・・。   

◆リュカ。 

◆クラウスの やつは どこへいったか しらんか?

リュカ

◆・・・しらない・・・。

アレック

◆リュカ! 

◆かくしごとしても ためにならんぞ! 

◆もしかして クラウスのやつ あの にっくきドラゴを・・・。

リュカ

◆ち ち ち ちがうよっ! 

◆クラウスにいちゃん ドラゴなんか たおそうとおもって

 おとうさんの てづくりナイフもって

 やまになんか むかってないよ! 

◆・・・あ!

アレック

◆しょうじきものに そだてたかいが あったのう フリント!! 

◆クラウスのやつ てづくりナイフなんぞで ドラゴが

 たおせるとおもっとるのか?! 

◆リュカ! おぬし なぜに とめなかったのじゃ!!

リュカ

◆だって・・・。 

◆ぼくも ついていくっていったら ひとりでいくから

 ついてくるなって・・・。

アレック

◆それで そのまま いかせてしまったのか?!

◆ばかものめ!!

(リュカ走り出す)

 

アレック

◆ちと いいすぎたかの・・・。 

◆フリント。 

◆クラウスは ははおやを あやめた

 ドラゴをたおしに やまにむかったようじゃ。

◆いっこくをあらそう じたいだが あいては ただのドラゴとはおもえない。 

◆それなりの そうびがひつようだ!

◆ドラゴと たたかうための ぶきを よういして

 いそいで うちまでこい。 

 

◆ぶきを よういしたら うちまで むかえに きてくれんか。

◆うちのばしょは おぼえておるか? 

◆わすれたなら ひろばにいる マップソンのやつに たのんで

 ちずにしるしを つけてもらいなさい。

 

◆ドラゴと たたかうための ぶきを よういして

 いそいで うちまでこい。

 

◇フリントの つま 

 ふたごの クラウスと リュカの ははおや。 

◇アレックの むすめ。 

◇えいえんに うつくしき ヒナワ ここにねむる。

 

 

 

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